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既存のオンラインゲームとメタバース内ゲームの違いについて

Twitterでメタバースに関するいろいろなやりとりをしていてふと思ったのは、テレビゲームの黎明期に子どもたちがそこに求めていたのは”メタバース感”に近かったのではないかなということです。

筆者が小学生時代にドラゴンクエストをプレイしていたときには、いつもその世界に入ることを想像していましたし、”いつかこの中に入りたい”と思っていました。そしてゲームメーカーもそんな子どもの好奇心に応えてくれていたように思います。

ポリゴンによる3Dゲームが登場したときに熱狂したのもそれが背景にあったからですし、Web3D技術に魅力を感じたのもそれがあったからのように思います。

筆者は昔ドラゴンクエストをプレイしているときに、「ここに出てくるキャラクターがすべてプレイヤーだったら面白いなあ」と思ったことがあります。でもそうしたら町人役になった人は最悪ですよね(笑)

オンラインゲームではすべてのプレイヤーが主人公でないといけない。だからドラクエXの世界では辺境にある洞窟に無数の主人公たちがたむろするという不自然な風景が繰り広げられるわけです。(ストーリーがよくてもここで萎えてしまいます)

オンラインゲームの目的はゲームなので、ゲームをみんなが平等に楽しめるように作らないといけない。

ではメタバースではどうでしょうか?メタバースではすべての人が同じようにゲームを楽しめる作りにする必要は必ずしもありません。

ある人は~村の鍛冶屋として武器を作って売る仕事をしていても問題ないわけです。これは既存のオンラインゲームとメタバース内ゲームとの体験として決定的な違いを生むものだと考えます。

そしてここから生まれる世界はこれまでのオンラインゲームとは全く違うものになると思います。辺境にある洞窟に無数の主人公がたむろするような光景はなく、自然に暮らしている世界が実現できるのですから。

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