Diver-X Contact GloveというVR関連機器がリリースされました。まずは上の動画をご覧ください。
わかりやすく言えばこれはVR内で手指を動かし、VR内の仮想の物体に触れた際にその触覚(触れた感覚)をフィードバックする機器です。
VRになじみのない方はわかりづらいかもしれませんが、この技術の登場は非常に大きな変革です。VRを次のステージに押し上げる主要技術のひとつといっても過言ではありません。
このグローブはVR内でのジェスチャー表現を行うだけのものではありません。これに触覚フィードバック機能がつくと私たちは仮想世界内のものを非常に細かく操作できるようになります。つまり”仮想世界内の情報の意味が変わる”ということです。
動画にもありますがVR内でジェンガをして遊ぶこともできますし、VR内で仮想キーボードを操作することもできます。VR内のスマートフォン画面をスワイプして操作することさえできるようになるのです。
VRヘッドセットとこのグローブがあれば、もうPCのディスプレイやキーボードは不要の時代になるかもしれません。VR内でそれらはいくらでも揃います。
そう考えると大きな変革だとは思いませんか?これは私たちの生活の一部がメタバースにシフトするための大きな一歩です。
私たちは今後メタバース内の物を現実と同じ感覚で操作し、その行為を他のユーザーと共有できるようになります。想像以上に多くのことをVRでできるようになるでしょう。
今後このグローブの利用を想定したアプリケーションやゲームも登場するでしょうし、これまで見たことのないユーザーインターフェイスも登場してくることでしょう。
とても楽しみですね。
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