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VRゲームの普及には一人称視点からの脱却が必要?

こんにちは、メタバースに特化したイベント情報ポータル「メタバースナビ」です。

今回はタイトルの通り「VRゲームの普及には一人称視点からの脱却が必要?」というテーマで考えを述べてみたいと思います。

VRゲームというのは現状一人称視点のものがとても多いです。VRでは自分の視点がゲームの中に入れるわけですから、一人称視点のゲームこそVRの醍醐味!!というのはわかるですが、実際のところ一人称視点へのこだわりがVRゲームで楽しめるジャンルに制限を与えてしまっているのではないかと最近思っています。

ここでひとつ考えてみたいのは、ゲームの世界の主人公と現実の自分が完全に一致する必要があるのかどうか…というところです。

ゲームの世界に現実の自分を持ち込めば、現実の自分の運動能力がゲームの進行を左右することになるでしょう。ですから激しいアクションゲームなんかのジャンルはVRでは不向きということになってしまいます。

向き不向きのジャンルがある時点でゲーム機としては偏りがあるように思います。(Wiiを思い出しますね)

そもそもゲームの中の多くのものは主人公=現実の自分である必要はなく、主人公を媒介として(ときには感情移入しながら)その中の世界を楽しむようなものが多いでしょう。

アクションゲームもそうですし、RPGもそうです。こういったゲームをVRでしっかりと楽しめるシステムができてこそ、VRゲームは普及してゆくのではないかと思います。

既存のVRゲームの中で最もそれを体現していると思われるのが、「Moss」や「オノゴロ物語」という作品です。これは第三者の視点からキャラクターを操作するアクションゲームですが、操作しやすく、かつVRの没入感もしっかりとあります。

霊的な存在の視点からキャラクターを見て、操作しながらゲームを進めてゆく。
巫女であるハルとともに協力しながらゲームを進めてゆく。一見一人称視点のVRゲーム見えるが、実際の操作対象はハルであり、その意味では三人称視点のゲームとも言える。ラストラビリンスも同様のシステムであり、新しいVRゲームのジャンルを切り開いた作品と言える。

こういったシステムでドラゴンクエストなどのRPGがリメイクされるようになると、VRゲームを腰を据えてやりたいという人も増えるのではないかと思います。(一人称視点と三人称視点を切り替えできるといいですね)

イベントシーンをVRで見れたりしたら感動ものですよね。過去作品のリメイクでよいので、ビッグタイトルがそんな風にVR化して出てくるとよいなと思います。

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