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現状のVRの限界についての考察

VRの限界は、主に現実世界の身体や環境から逃れられないことによって生じるもので、例えば下記のようなものがあるかと思います。

  • 6DoFでの活動は現実世界の環境の制限を受ける
  • コントローラー移動による不自然さ(VR酔い)

6DoFは大変素晴らしい技術で現実の身体の動きとVR内の視点を連動させることができますが、VR内の世界がどんなに広くても現実環境の部屋がそれよりも狭ければ壁にぶつかってしまいます。(これはARでは生じることのない問題ですね。)

ですからVR内での移動は基本はコントローラーを使うことになりますが、この移動は身体感覚と連動しないためVR酔いの原因となりますし、周囲から見たアバターの動きもかなり不自然なものとなってしまいます。

いくらバーチャルな世界といえども現実の環境の制限からは逃れることができないということですね。

ですので、現状では大きく移動を行うようなコンテンツを利用するにはあまり向いてないデバイスであって、定位置で楽しめるようなコンテンツ(バーチャルデスクトップ、ビートセイバー等)が向いていると言えそうです。

VRアクションゲームなどを実現するとなると、やはり一人称視点は厳しく、三人称×VRのようなしくみを考える必要が出てくるのではないかと思っています。

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