今回はメタバースに関連すると思われる映画とドラマを2本ご紹介したいと思います。
マトリックス
キアヌ・リーブス主演の1999年に公開されたSF/アクション映画。
キアヌ・リーブス演じるニューヨークのしがないコンピュータ・プログラマーで凄腕のハッカーでもあるトマス・アンダーソンはある日ディスプレイに映し出された不思議なメッセージに導かれて謎の美女トリニティと出会う。そこから彼はその世界に隠された大きな秘密を知ることになります。
この話は機械が人間をカプセル内で培養する世界を描いたもので、人間は現実の世界を知ることなく仮想空間内で生活をさせられているというものです。(この形であれば人口増加にも対応できるかもしれないですね)
1999年ということですでにゲームでは3D空間が実現され、wwwの三次元空間化の動きもあったものの、この時期にここまでの予見をしていたというのは驚くべきことだと思います。
機械文明の発達によって社会は便利になり、人間の労働力は今後本格的に機械に置き換わってゆくでしょう。人間に残された領域は知的な仕事ですが、これもいずれ機械に奪われるかもしれません。
機械が欲望を持つことはないと思うので人間に敵意を持つことはないと思いますが、効率を求めた結果こういった意思決定を行うことは確かに考えられるかもしれませんね。
アップロード ~デジタルなあの世へようこそ
こちらもメタバースを題材にした海外ドラマです。
亡くなった人間の意識を豪華な仮想世界へアップロードすることで、楽しい死後の世界を提供するというサービスがある未来を描いたものです。
これはまた新しいアイディアですね。人間の脳にある情報をイメージバックアップしてコンピュータに移行することで肉体がなくても意識だけは生き続ける、そしてメタバース内で身体性を獲得する…面白いですね。
どうせ死んで消えるのであればこういった判断はあるかもしれませんし、生きている人たちがメタバースに入れば死んだ人と会って会話をすることができるわけです。
脳の情報をコピーしなくても亡くなった人の脳だけ生かしてメタバースに繋ぐという形もあるかもしれません。
※現在「レディプレーヤーワン」「フリーガイ」確認中です。
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